Pappa Blog

Pappa Blog は、ダンボール工作好きの42才会社員が、ダンボール工作、ガジェット、夜食、家族などについて書いています。

年金生活者から100円を搾り取る、「くら寿司」のシステムを語るよ!

こんにちは!!「くら寿司」大好きパッパです!!

 

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尖った題名にしてますけど、別に「くら寿司」をディスるつもりは、全くないんですよ。

 

本当にうちの家族は「くら寿司」が大好きで、

週1は確実、なんだったら週2くらい行ってまして、

顔を覚えられて「いつもありがとうございます」と言っていただけるクラスです。

家族の中でも特に、長男(3才)は「くら寿司」を愛しています。

 

 

長男:おとうさん「くらずし」いきたい!

 

私 :「くら寿司」おととい行ったじゃん。

 

長男:え~、「くらずし」にいきたいぃ!!

 

私 :わかったよ。じゃあ、近いうちに行こうね。

 

長男:いやだ!「ちかいうち」にはいかん!!「くらずし」にいきたい!!

 

 

 

えーーーっと、

前置きはこの辺までにしておいて、

「くら寿司」のシステムが素晴らしいんです!!

今更ですけど、行くたびに「よく考えられとるな~」と関心してしまいます。

何が素晴らしいかといいますと、

「タッチパネル注文」「携帯予約システム」「だれも触れないお皿システム↓」も素晴らしいですが、

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私が注目するのは、「皿カウンター水回収システム」と「ビッくらポン!」のセットです。

 

公式HPによりますと、

皿カウンター水回収システム

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食べた後の皿が積みあがっていく・・・食事のジャマだったり、女性には心苦しかったり。この問題を解決したのがカウンターにある皿ポケット。

ポケットに入れられて回収された皿は、水で洗い場まで運ばれていくので衛生的。皿数はデジタル表示され、スムーズな精算も実現します。これは当社の特許システムです。

 

ビッくらポン!

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皿カウンター回収システムと連動したアメニティーです。

5皿投入に1回、様々なゲームが始まり、当たりが出るとガチャ玉がもらえる仕組みとなっています。

 カプセルの中には当社オリジナルキャラクター・むてん丸たちのグッズなどが入っています。

 

 「皿カウンター水回収システム」と「ビッくらポン!」のセットは、ここが素晴らしい!!

公式HPは、お客様目線のメリットや楽しみが書いてありましたが、

私は、経営者側の立場に立った場合のメリットを考えるたときに「素晴らしい!」と思うわけです。

 

まず、「皿カウンター水回収システム」は、

① 皿が洗い場に流れる枚数を均等化して、洗い場の人件費・機械経費のムダをなくす効果がある。

 

② 皿を客に片付けさせることによって、店員の仕事の縮減効果がある。

 

③ 客の入れ替わり時に、机の上に皿がないので、片付けが迅速に進み、次の客を素早く案内することができるので、客の回転率をあげる効果がある。

 

そして、「ビッくらぽん!」ですが、

① 客に片付けをさせている実態があるのだけれど、それを「ゲームのためのコインのBET」のような感覚にさせる効果がある。

 

② 皿5枚投入につき、1回ゲームが行われるので、5の倍数に達成するまで寿司(皿)を取ってしまうという効果がある。

 

 

くら寿司には、小さい子供を連れた家族が多く来ています。

小さい子供は、「ビッくらポン!」のゲームが大好きなので、例えば、19枚でお腹いっぱいでも、子供にゲームを見せたいので、もう1枚食べてしまうんです。

 

特に、ジジババと一緒に行った場合、ジジババは孫を喜ばせたいので、出来るだけ多く「ビッくらポン!」のゲームを見せたいのです。

 

「ビッくらポン!」のゲームは、私の感覚では3~4回に1回あたりが出て、ガチャ玉に入ったおもちゃがもらえます。

つまり、15枚~20枚の寿司皿で、1個のおもちゃがもらえる計算です。

 

しかし!それでも何回ゲームをやってもあたりが出ない場合、なんと、精算した後の出口に100円のガチャポンの機械が置いてあるんです!!

 

ゲームはたくさん出来たけど、おもちゃが一個も当たらなかった場合、ジジババは孫を喜ばせたい一心でガチャポンを回します。

 

こういう風にしてくら寿司は、ジジババから、108円の皿を一枚でも多く、おもちゃが取れなかった場合は、ガチャポンで100円を、確実にゲットして売上を伸ばしていくわけです。

 

まとめ

 

このように、「皿カウンター水回収システム」と「ビッくらポン!」のセットは、

・人件費や経費の圧縮化や効率化の効果、

・客の回転率を上げる効果、

・売上高を上げていく効果など、

経営者が気にするポイントを一気に解消している素晴らしいシステムだと思うわけです。

 

もちろん、店員さんの接客のすばらしさや、食の安心にも目を向けた商品の美味しさ等があるからこそ、ここまで店舗数が伸びているのだと思います。

私は、くら寿司が回転寿司の最終形なのではないかと感じています。

 

 

くら寿司の事書いていたら、おなかすいたなぁ。くら寿司行ってきまーす。

 

(おわり)