長男(3才)の「なんで期」突入と手作りiPhoneケース
子供は3才ころから何に対しても「なんで?」と問いかけをしてくるというのを聞いたことがありました。それを「なんで期」と言うそうですね。
こんにちは! 「なんで期」は約40年前に卒業したパッパです!
私にもちょうど3才の長男がいまして、彼がどうやら「なんで期」に突入したようです。
(長男) おとうさん、ぼくも「あいふぉんけーす」ほしい。
(私) えー、まだいらないんじゃない?
(長男) なんで?
(私) だって、お前iPhoneもってないじゃん。
(長男) なんで「あいふぉん」もってないの?
(私) だって必要ないだろ?電話かけることもないし。
(長男) なんで でんわ かけることないの?
(私) えーっと、友達と急に連絡とったりすることないしぃ、万が一なにか連絡とらないとっていうことがあったとしても、お母さんかがいつも近くにいるだろ?
(長男) なんでぇ??
私が考えて答えを絞り出しているのに対し、長男はとりあえず「なんで?」といえばいい、という割が合わない感じ(笑)と、もはや長男が何に対して「なんでぇ??」といっているのかすら分からない(笑)ので、このiPhoneケースを長男にあげることにしました。
これは、私が自分のAmazon柄iPhoneケースを作る前に、試しに作ってみたiPhoneケースです。
サイズは実際のiPhoneには全くあっておらず、パーツ構成をどうするかを決定するためにホントにテキトーに作ったものです。
それでも長男は大喜びで、開けたり閉めたりして遊んでいました。
あんまり嬉しそうなので、私が、
(私) ちゃんとしたiPhoneケースつくってやろっか?
(長男) んーん。これがいい。
(私) そーなの?じゃ、いっか。
(長男) うん。おとうさん、「あいふぉん」もつくって。
(私) iPhoneは、つくるものじゃなくて、買うもんだよ。
(長男) なんで?
(私) iPhone作ってるのは、appleってゆーところなんだよ。
(長男) なんで?
(私) そりゃぁ、あれだ。apple社の社運がかかってる中心的商品だし、世界中の人が待ってるから、毎年がんばって新しいiPhone作ったりしてるんじゃないの?
(長男) なんでぇぇ?
ネットに転がっていたiPhoneの画像をプリントして、ダンボールに貼り付けただけの単純なおもちゃです。
それでも長男は小躍りして、大喜びでした。
家にあるiPhoneを並べて、よろこんだり、
開けて比べたり。
ダンボールでできたiPhoneを、大人のまねしてタップしたり、フリックしたり。
(長男) おとうさん、おしても おんがく ならんねぇ。
(私) そりゃ、ダンボールでできたiPhoneだもん。音楽は鳴らんよ。
(長男) なんでぇ?
(私) ホントのiPhoneは、精密機械だもん。
(長男) なんで、せーみつきかい?
(私) うーーっ。お前は「なんで星人」かぁっ!!
(長男) ちがうよ。
そこは「なんで」じゃないのね。
(おわり)